人口減少問題の克服
浜松市は2050年における将来人口を、約20%減の64万3千人と推計していますが、出生者数は過去10年間に30%も減少し5千人を割っています。特に天竜区は50%も減少しており、想定外のスピードで少子化が進んでいます。。人口減少は「出生率の低下」と「人口流出」が大きな要因です。一定の人口を維持するには出生率「2.07%」が必要とされており、浜松市は1.47%ですが、出生数の状況から人口が30%減少しても耐えられるような「効率の良いコンパクトな都市づくり」と、「新たな成長産業と雇用の創出」など、根本的な対策が必要です。人口流出については、政令指定都市では北九州市、岡山市、浜松市、新潟市の順に「転出超過」となっており(2019年)、浜松市からの最多転出先は東京となっています。
浜松市の出生者数推移
天竜区の出生者数推移